劇団スコット主宰の鈴木忠志氏の講演会-「文化と地方創生」

講演される鈴木忠志氏
8月9日、自民党議員会は、劇団スコット主宰の鈴木忠志氏をお招きし、「文化と地方創生」と題する講演会を開催しました。第9回シアターオリンピックス開催地である、南砺市と黒部市の議員の皆さんも参加していただきました。鈴木氏は、大変興味深いお話しをされました。その幾つかを紹介いたします。
1.なぜ、1976年(昭和51年)利賀に拠点を移したか?それは、東京では良い演劇商品が作れないから。例えば、時間が自由、練習施設等の管理体制の柔軟性等。精神のベンチャーを求めて利賀へ。
2.シアターオリンピックスの富山県誘致はイベントでない。富山に世界の注目を集めるための作戦として、富山開催を決めた。将来に向けた戦略だ。(鈴木先生は、シアターオリンピックスの創設者の一人であり現在もその委員)
3.地域の衰退は著しい。単なる観光でなく、歴史や文化等地域の知的刺激と融合することが大事。
先生のお話をお聴きして、地方創生の観点からもしっかり支援すべきことと思いました。

鈴木忠志氏を囲んで