県立大学看護学部開設に向けて
6月27日、自民党看護議員連盟(会長:鹿熊)は、平成31年4月開設に向けて準備が進む「県立大学看護学部」の運営方針等について、同大学教授の竹内登美子氏を招いてお話をお聴きしました。これからの社会が求める質の高い看護師を育成しようとする強い意欲を感じました。そのポイントを幾つか紹介いたします。
- 開設の狙い ―― 県外の看護大学に毎年約70人が進学している現状と公的病院を中心に大卒看護職員の採用ニーズが高い現状から、若者や女性の県内定着促進・人口減少対策と医療機関等への質の高い看護人材の供給
- 特色 ―― ○学生120人(4年で480人)に対し教師60人で臨む(8:1体制)少人数教育 ○多様な実習の場の提供 ○看護学・工学連携科目の配置 ○保健師・助産師を養成する「専攻科」や「大学院」の設置を検討
- 特徴的な科目例 ―― ○看護ケアと工学 ○看護ケアとユマニチュード ○トピックゼミ ○フィジカルアセスメント論 ○多職種連携論
4.募集定員(予定) 120人 (内、県内生対象の推薦入試48人)
熱意あるお話をお聴きし、私達自民党会派としても4年生看護学部の開設を後押ししたことの意義をあらためて思いました。

熱く語る竹内登美子教授