中山間地域振興の条例化に向けた講演会
1月29日、自民党中山間地域振興対策推進本部(本部長:鹿熊)は、NPO法人ローカル・グランドデザイン理事の坂本 誠氏を招いて、『中山間地域における地域社会の「空洞化」と対応策の検討』と題する講演会を開催しました。自民党議員に加えて、NPO法人グリーンツーリズムとやま、県庁関係課、県内市町村関係課からも参加して頂きました。条例化の検討に当たり、とても良い視座を与えて頂いたと思います。幾つかポイントを記します。
1.条例化の検討におけるキーワード
・しっかりとした実態把握
・県庁内に統括本部が必要
・市町村、現場との連携が大事
・県民の理解の醸成
2.空洞化への対応として、地域運営組織が集落における大切なインフラとして必要である。そこから担い手の取組みがはじまる。担い手のキーワードは、①若者の回帰 ②出身者に着目 ③人材育成(行政は、リーダー育成でなくグループの活動を支援すべき)。