議会基本条例制定検討会議公開討論会
10月30日、議会基本条例制定検討会議公開討論会が県民会館で開催されました。第1部は、総務省大臣官房審議官の篠原俊博氏より、「地方議会のあり方」のテーマで講演があり、第2部は、①会派と議員の役割 ②議会基本条例が目指す方向性 の2つをテーマとする公開討論会でした。自民党会派から私が発言者になりました。
①のテーマでは、自民党会派の政策上の取組を紹介し、会派活動が議員の質問の質、提言の質、条例の質等を高め、ひいては議会のレベルアップ、議会の機能充実につながっているかについて述べ、会派を条例に明確に位置付ける必要性を強調いたしました。
②のテーマでは、まず、富山県議会の歩みは改革の歩みであることを具体例を挙げ紹介し、その上で、本条例を制定する意義について、①政活費不正使用問題を機に、議員の責務とは、議会の役割とは、を原点に立ち返り見つめ直す原点回帰の意義、②不断の議会改革の意思表明の意義、の2つであることを述べ、従って、本条例の目指す方向性は、議員及び議会の基本的事項を定めることであることを強調いたしました。そして最後に、①私達は、議会制民主主義・間接民主主義の中で、県民の負託に応える責任があること、②30人の会派としての責任感と謙虚さを大事にしつつ、常にレベルアップに努める決意であることを述べました。