6月県議会、自民党代表質問を行う
6月13日、県議会で自民党代表質問を行いました。項目は以下の通りです。
平成29年6月定例会 代表質問項目
Ⅰ 地方創生の深化に向けた取組みについて
1 新総合計画の策定について【知事】
2 県の財政運営について【経営管理部長】
3 富山県美術館について【知事】
4 県内中小企業の事業承継問題について【商工労働部長】
5 働き方改革等について
(1) 長時間労働の是正等について【知事】
(2) 建設業の働き方改革等について【土木部長、農林水産部長】
6 立山黒部の世界ブランド化について【知事】
7 富山湾を活用した施策の推進について【知事】
8 豊かな森づくりと林業の振興について【知事】
9 中山間地域の振興について【知事】
10「富富富」の品質向上等について【農林水産部長】
Ⅱ 安全・安心な暮らしの実現について
1 地域におけるバス路線等生活路線の確保について【観光・交通・地域振興局長】
2 富山物質循環フレームワークについて【生活環境文化部長】
3 北朝鮮情勢に関する危機管理について【総合政策局長】
4 弥陀ヶ原火山噴火への備えについて【総合政策局長】
5 がん対策推進計画の施策効果の検証と進捗管理について【厚生部長】
Ⅲ 明日を拓く人づくりについて
1 県立高校の再編について【知事】
2 教員の過重労働改善と健康管理について【教育長】
3 特別支援教育の充実について【教育長】
Ⅳ 憲法改正について
1 憲法改正について【知事】
この中で、特に力を入れたのは、中山間地域の振興と県立高校の再編議論の2点です。
知事は、中山間地域振興対策については、「自民党議員会が条例化に取り組むなら協力したい」と、また、高校再編議論については、「県下4学区で県教育委員会が意見交換会を開催し、事情把握を丁寧に行ってもらいたい」と、それぞれ前向きな答弁をされた。
また、知事は、「他の北陸の県と比べても、富山は相当丁寧に議論を進めているのではないか」とも答弁。しかし、石川県の高校再編議論は平成19年、福井県は平成21年と24年です。安倍総理が地方創生を国のテーマとしたのは平成26年9月であり、それ以降の高校再編議論は、それ以前の議論と質的な変化があると思います。例えば、岩手県、岐阜県、島根県等は、ほぼ富山県と同時期に議論をはじめておりますが、各学区においてはもちろん、各高校を訪問し、極めて丁寧に意見交換や実情把握を行い、再編議論に反映しているのが実態です。