平成29年度の予算編成に向けての要望・提言
11月25日、自民党県議会議員会は、平成29年度の県予算・施策に係る要望・提言を石井知事にいたしました。これは、春以来、県内の地域支部や友好団体との意見交換会や現地視察を重ねながら取りまとめてきた、県民の声や思いを凝縮した要望・提言です。要望は3部構成であり、「353項目の基本要望」、「15項目の重点要望」、「県政の重要課題についての12の観点からの提言」であります。
私は、冒頭のあいさつの中で、特に大事なことと思う3点の事に触れました。
① 人口減少対策として、人口の自然増、社会増対策に政策総動員で臨んで頂きたい。自然増対策として県民希望出生率1.9を目指す取組み、社会増対策として平成31年に若者世代の移動均衡、全世代でのプラス100人の転入増の実現を目指す。
② 不登校、ひきこもり、発達障害児者など社会生活上困難を有する子ども・若者の教育、就労支援を充実し、彼らの希望と自立の実現を図る取組の強化をして頂きたい。
③ 中心市の人口が増え、周辺市町の人口が減り、県全体として社会増の目標達成で良しというわけにはいかない。県全体の底上げ、均衡ある発展のために、市町村の地方創生の取組みへの支援を強化して頂きたい。
これから本格化する来年度の予算編成において、本日の要望・提言が積極的に取り入れられるよう願うものです。