農業用水を利用した小水力発電所
7月4日、富山県朝日町山崎地区において、朝日町土地改良区の事業である小川用水発電所の発電開始式を行いました。
この発電所は、農業用水の落差を利用した最大出力190kwを発電する小水力発電所です。
これから通水試験を行い、北陸電力KKへの売電は今月末から来月初旬にかけての予定です。
売電で得られる収益は、投下資本の回収並びに土地改良施設の維持管理費に充てることで、農家負担の軽減が図られます。この効果を出来るだけ早期に具体化したいと思います。また、年間電力供給量は約550世帯分にあたり、CO₂削減効果は森林面積104haに相当します。
田舎における1つの起業の形です。