経営企画委員会で質問に立つ
2月24日、経営企画委員会で質問に立ちました。質問項目は次のとおりです。
【質問1】富山県国土強靱化地域計画の策定に関して
この計画は、どのような自然災害が起きても機能不全に陥らないよう強靱な富山県を作
り上げるために策定するものであり、強靭化に関する施策をハード・ソフト両面から総合的に計画的に進めるための指針となる。
施策分野は、1.行政機能分野 2.住環境分野 3.保健医療福祉分野 4.産業分野 5.国土保全・交通物流分野 6.リスクコミュニケーション分野 7.老朽化対策分野 8.太平洋側のリダンダンシーの確保の8つの分野である。8分野ごとに推進方針とKPI(重要業績指標)が示される。実に広い分野であり、県庁のすべての部局にまたがっている。
そこで、質問点は、これだけの多岐にわたる項目を、県庁組織のどこが責任をもって進行管理するのか。
【質問2】富山空港からの貨物輸送について
富山空港は、羽田便が減便になり厳しい局面にある。そのような中で、貨物輸送の可能性はどうなのか質問した。
●利用実態はどうか。また、全日空の収入への寄与度はどれくらいか。
●今後の見通しはどうか、また県内企業等への需要開拓の方針はあるのか。
●貨物輸送拡大に向けての課題は何か。
【質問3】次期「県観光振興戦略プラン」について
- 「ほっと石川観光プラン」では、「観光入込客数」という指標を掲げ、2020年には、2015年の20%アップの3000万人を目指すとしている。また、その内、関東からの誘客は700万人を目指すとしている。
●富山県も、他の指標の前提となる「観光入込客数」という指標を設定すべきでないか。
2. また、石川県の同プランには、能登、金沢、白山、加賀の4地域別の施策展開が盛り込まれている。これにより、関係市
町との連携も強まり、また県民の観光への意識もより芽生えるのではないか、また、各地域の資源を丹念に掘り起こすこ
とになり、県全体の観光の厚みも増すのではないか。
●富山県のプランにおいても、地域ごとの施策を検討すべきでないか。
以上です。質問の詳細と答弁は、後日、富山県議会HPに掲載されます。ご参照ください。