朝日町・糸魚川市消防団連絡協議会の開催
2月19日、第29回朝日町・糸魚川市消防団連絡協議会が、朝日町において開催されました。この会議は、昭和60年2月に、新潟県青梅町(当時)玉ノ木地区において、死者10名という大規模な地滑り災害が発生し、県境を挟んで隣接する富山県朝日町消防団はじめ消防関係者が救援に駆け付けたことが発端となり、昭和62年に第1回の会議が立ち上がり、以降毎年、朝日町と青海町(現在は糸魚川市)交互に開催されて来ました。
会議では、朝日町、糸魚川市それぞれの消防概況について報告があり、その後、様々な情報交換を行います。
今回の話題は、「消防団サポート事業」、「機能別消防団の編成」、「防災士資格の取得」、「警察との連携体制」等でした。その中で、消防団サポート事業の一つとして、糸魚川市の広報誌に消防団協力事業所の広告掲載を無料で行っているという報告があり、これは良い企画だと思いました。また、糸魚川市では、消防・警察連絡協議会を定時に開催しているとのことでした。行方不明者の捜索や火災発生時の対応においては、事前の協議があればより良いはずです。
更には、隣接する分団が一緒に共通の活動を行うことについても今後協議していくこととなりました。
来年は、30回目の節目の協議会となります。「災害に県境無し、救援にも県境無し」です。この協議会が今後も有意義なものとして存続するよう努めて行きたいと思います。