県議会人材育成・確保特別委員会の開催
11月6日、県議会次世代人材育成・確保特別委員会が開催されました。この特別委員会は、人口減少が進む中で、人材に関する諸課題を部局の垣根を超えて議論すために、本年5月に設置され、今回が第1回の開催です。
私は、3項目について質問いたしました。
1.県の人口ビジョンについて
2060年に806,000人の人口を維持するした。そのための前提をクリアすることは大変厳しいと思うが、それでも、石川県の人口ビジョンは、931,000を目指し、2010年と比べた人口減少率は富山より6%低い。
富山県も同程度の減少率の目標を設定し挑戦すべきでないのか。
2.特別支援教育について
障害を持つ児童生徒が将来自立し希望を持って人生を送れるよう、就学・就労の支援をしっかりすることが政治行政の責任である。そのための方策について問う。
3.医療・福祉・介護人材の確保について
(1)様々な分野で人材不足が言われているが、最も深刻なのは、高齢社会の進行に対応する分野であると思う。
2025年において、要介護認定者79,000人超(現在58,000人)、認知症患者66,000人(現在46,000人)と推計される。
それに対応するための介護職員数22,000人必要で7,000人を埋める必要、訪問看護ステーションで働く看護師の数は1.9倍必要、また認知症初期集中支援チームを率いる認知症専門医が不足している。 これらの人材確保にどのように取り組むのか。
(2)新川地域は県東部の県立高校に福祉科の設置を求めているが、真剣に検討すべきでないか。
以上の質問をしました。質問・答弁の詳細は、後日、県議会のホームページに掲載されます。