石破 茂地方創生担当大臣 朝日町の笹川へ
石破 茂地方創生担当大臣が、平成27年6月27日、富山県朝日町笹川地区の「ささ郷ほたる交流館」を訪問された。
増田寛也氏が、消滅可能性都市とした富山県朝日町、その中で最も高齢化率の高い笹川地区を石破大臣が訪れたことは、1つの象徴的な出来事であると思う。
笹川地区は、県の移住定住モデル地区に選定され、地区の主体的な取組みが起爆剤となり、それを、町、県、国が支援することにより、移住定住の受入れ体制が整備されて来ている。また、ノルディックウオークという、歩く健康づくりも、富山大学医学部の教授等や専門の指導者と連携して行われている。これもスタートは住民である。
私は、小さな町でも、やり様によっては、「地域が輝き、住民が希望を持って暮らす地域づくりができる」と確信している。笹川地区の住民主体の取組みは、その実証例であると思う。石破大臣も、強く印象づけられたことと思う。このような事例をしっかりと支援することが、地方創生の眼目でないかと考える。