教育警務委員会で質問しました
12月11日、教育警務委員会で3点質問しました。そのポイントを紹介します。
[第1の質問]
明年11月1日開催の「富山マラソン2015」のマラソンコースについて、日本陸上競技連盟の公認認定を取得する予定があるのかどうか質問しました。
その背景には、同年11月15日開催の「金沢マラソン2015」のコースは、既に日本陸連、国際陸連の公認認定を取得しているという事実があります。レースの権威とか魅力、また国内外のランナーの参加意欲に関わることであり、質問しました。
答弁は、明年4月予定の第4回実行委員会で、当レースを明年以降も実施するかどうか決めるが、継続実施ということになれば、速やかに日本陸連に公認申請する考えであるというものでした。
[第2の質問]
持続可能な開発の教育(ESD)についての取り組み方針を質問しました。
ESDとは、持続可能な社会づくりの担い手を育む教育であり、その中には、国際理解、環境、多文化共生、人権、平和、開発、防災等のテーマがあります。その実施においては、「人格の発達や自律心、判断力、責任感等の人間性を育むこと」や「他人、社会、自然環境との関係性を認識し、関わり、つながりを尊重できる個人を育むこと」の観点が必要と言われています。
ESDは、国の第2期教育振興基本計の中に、明確にその推進方針が記載されています。しかし、県の教育振興計画の中には、ESDという表現がありません。県においては、学習指導要領の「生きる力」の理念の下で様々な取組みがされていますが、私は、今後、県の教育振興計画の中にESDを明示し、しっかり取り組んでいくことが大事であると考えます。そうすることにより、これまでの個々の取組みに、持続可能な社会の構築という共通の目的を与え、具体的な活動の展開に明確な方向付けをすることになります。
[第3の質問]
交通信号機の撤去や移設の際の、関係住民や関係機関に対する事前説明や広報について質問しました。
これらの質問及び答弁の詳細については、富山県議会のHPをご覧ください。