医療政策について要望・提言
11月25日、私が会長を務める自民党医療問題調査会と看護議員連盟は、これまでの調査、検討を踏まえて、石井知事に、平成27年度に向けての60項目の要望・提言を行った。その主な項目は次の通りです。
1.医療提供体制の充実
①県立4年制看護系大学の設置による看護職員のレベルの向上を目指すこと。
②地域医療ビジョンの策定は、医療現場の実情や地域の実情を十分踏まえて行うこと。
③ドクターヘリ事業の円滑な推進や救急医の養成・確保を図ること。
2.健康づくりと疾病対策の推進
①富山型がん診療体制の維持向上を図ること。
②骨髄バンクドナー登録の推進、アイバンク事業や臓器移植推進事業への支援等難病対策の推進を図ること。
3.地域包括ケア体制の構築
①健康寿命延伸のための総合的な取組みの推進を図ること。
②認知症施策の推進を図ること。
③保健・福祉の人材育成と資質向上などを図ること。
4.子育て支援
①子育て応援券のB型肝炎やロタウイルスワクチンへの利用拡大を図ること。
②軽度・中等度難聴児への補聴器購入費用の助成を図ること。
私達は、これらの項目の実現、前進に引き続き努力を傾注していかねばならない。