地方創生の鍵の一つ ― 前向きなマインドと日々の努力
生活衛生同業組合は、理容業、美容業、クリーニング、ホテル・旅館、公衆浴場業、料理業、鮨商、中華料理業、麺類飲食業、喫茶飲食、飲食業、社交飲食など、消費者に日々接しサービスを提供している組合である。各組合の顧問等を務める自民党の県議は、自民党生活衛生議員と呼んでいる。私は、縁があって美容業とホテル・旅館の顧問をしている。年に1回、自民党生活衛生議員と各組合役員と懇談会を行っており、9月17日に本年の懇談会を行った。
消費税率のアップや燃料高騰等厳しい環境の中でも、各組合が、商品の魅力アップや技術力の向上に取り組み、お客さんの満足度に応えようとしておられる現状を伺うことができた。また、組合の若者や青年部が活発化しているという話もあった。また、高校生のインターンシップや中学生の14歳の挑戦を受け入れ、忙しい中若者の人材育成にも貢献しておられることを知った。
全体として、1昨年や昨年よりも、いろんなことに前向きに取り組んでおられる様子が伝わった。やはり、来年3月の北陸新幹線開業や和食のユネスコ無形文化遺産登録等のチャンスを活かそうという意気込みが背景にあるのだと思う。
日本のテーマである地方創生の鍵の一つは、各組合の皆さんの前向きなマインドと日々の努力ではないのか。そうであれば、我々、生活衛生議員は、組合の強化、特に組合加入促進の後押しをもっと考えねば、と思った次第です。