新川地域の活力と安全の実現に向けて
9月5日、新川地域推進協議会(朝日町、入善町、黒部市、魚津市の首長、議会議長、県議の14人で構成、会長:鹿熊)は、新川地域の共通課題について、石井知事はじめ関係部長に要望・提言を行った。内容は、地域活性化や安全・安心に関する事等、多岐にわたる。主な項目は、以下の通りです。
1.並行在来線(あいの風とやま鉄道)の利便性の確保について
①泊駅~金沢駅間の快速列車の増便
②富山駅-黒部駅間運行列車の黒部駅以東への延伸
③新潟県並行在来線会社との連携を強め、相互乗り入れや乗換えの利便性の向上
④黒部宇奈月温泉駅の利用促進に係るバス運行等の2次交通手段の整備支援
⑤富山地方鉄道との連携強化
2.サル、イノシシ、ニホンジカ等有害鳥獣対策の強化について
①耐雪型電気柵の改修費や資材修繕に対する補助金新設
②電気柵の維持管理に対する人件費の支援
③捕獲実施隊の編成等の支援
3.地域医療体制の充実について
①医師・看護師の確保
②看護師確保のための看護師養成機関の整備
③医療圏毎の看護師需給見通しの策定
4.空き家対策の推進について
①国に対し法的整備並びに財政措置を働きかけること
②県として、空き家対策の方針を早期に明確化すること
また、今回はじめて、あいの風とやま鉄道株式会社の市井社長を訪問し、要望と同時に、明年3月14日の開業日に、新幹線に負けないよう、しっかりとイベント・発信することが大事であること等有意義に意見交換を行った。