6月定例県議会で自民党代表質問
6月13日、自民党を代表して質問した。3つのテーマで22項目の質問。主な点を記す。
【1】 人口減少対策と人材育成について
①県庁内に、人口減少問題を取り扱う部局横断的な組織が必要ではないか。
(趣旨)H25の県人口減少幅が6605人で平成に入り最多、H25の転出超過数が1354人で4年振りに1000人超過、このことを深刻に受け止めなければならない。
―― 知事は、庁内に「子ども政策・人口減少対策本部(仮称)」を置き、その下部組織に「人口減少対策検討チーム(仮称)」を設置し、幅広く取り組む旨の答弁。
②平成30年から中学卒業予定者数が急減することを踏まえ、県立高校の後期再編についてどようなスケジュールで検討するのか、また検討のポイントは何か。
―― 教育長は、今年度に立ち上げる新検討組織において、しっかりと議論する旨の答弁。
【2】 産業振興とインフラ整備について
① 富山・伊丹便の開設に向けて取り組むべきではないか。
(趣旨)北陸新幹線開業後、大阪方面からの特急が金沢止まりとなれば、あらためて、空路により関西方面との交通利便性を高めることも検討しなければならない。
―― 知事は、いろいろ課題はあるが、粘り強く関係方面に働きかけていきたい旨の答弁。
【3】 安心・安全の確保について
① 救急搬送患者の増加、搬送時間の長時間化、救急医の確保など課題が多い中で救急医療の質の向上にどう取り組むのか。
―― 知事は、ドクターヘリの運行体制、ドクターカーの取り組み、救急医の確保など、県の救急医療の質の向上にしっかり取り組む旨の答弁。
② 今後利用が増える自転車の交通安全対策についてどう取り組むのか。
―― 警察本部長は、ルールやマナーの教育・周知と共に、自転車レーンの設置や路側帯の拡幅など自転車に優しい街づくりに取り組む旨の答弁。
(質問と答弁の詳細は、富山県議会のHP参照下さい)