憲法改正について -第1回-
4月28日、自民党県連は、磯崎陽輔参議院議員(自民党憲法改正推進本部事務局長)を講師に、地域支部・職域支部に呼びかけ「憲法改正に向けた勉強会」を開催した。自民党は、自主憲法制定を党是としている。私は、国民主権、平和主義、基本的人権の尊重の3原則を堅持した上で必要な改正をすべきだと考える。今回からシリーズで、「日本国憲法改正草案」(自民党:H25.10発行)を元にして、憲法改正について勉強していきたいと思います。
【Q1】何故、今、憲法改正が必要なのか。
【A】現行憲法は、連合国占領下において、日本国の主権が制限された中で制定(S22.5.3施行)され、国民の自由な意思が反映されていないと考える。また、前文の問題や緊急事態対応規定がない点等、時代の変化に適合していない点がある。
【Q2】世界の国々は、時代の要請に即した形で憲法改正をしているか。
【A】戦後、アメリカ6回、フランス27回、イタリア16回、ドイツ59回の改正をしている。
【Q3】全面改正の方針か部分的に改正する方針か。
【A】法改正の発議要件が両院の3分の2以上であることから、各党間で了解を得られる事項について、部分的に改正を行うことになる。