富山県医師会との意見交換会
9月2日、自民党医療問題調査会(会長:鹿熊)は富山県医師会(会長:馬瀬大助氏)の役員と意見交換会を行った。この意見交換会は、医療の最前線で活躍しておられる医師の皆さんから生の声をお聴きする機会であり、大変に勉強になる。今回、次の4つの事項が主な内容となった。
1)子育て応援券を「B型肝炎ワクチン」接種に対し利用できるようにすることについて
【検討のポイント】①現状の負担は、5,000円×3回、②国における定期接種化の検討状況
2)医師会立看護学校への補助金等拡充について
【検討のポイント】①医師会立と公立の看護学校の授業料の格差は、3倍から4倍、②医師会立看護学校での看護師養成の全体に占めるシェア(必要性)、等
3)富山大学医学部特別枠の対象診療科に外科を加えることについて
【検討のポイント】①県内公的病院の医師不足の現状と外科医不足の将来見通し
4)TPP交渉の医療分野に関する医師会の考え方
――― 当調査会は、これらの課題も含め更に検討を重ね、11月頃、知事に要望・提言を行う予定でいる。