教育警務常任委員会で質問 -いじめ問題等-
6月26日、教育警務常任委員会が開催され、次のような質問をした。
1.平成26年度教員採用試験の倍率が、平成3年の統計開始以降、初めて4倍を下回った事について
1)平成14年度は12.86倍であり、倍率の低下が著しい。この要因をどう分析しているか。
2)倍率の低下は、教員の質の低下につながることを懸念する声もあるようだが、どう考えているか。
3)志願者が増えるよう、教員の仕事の魅力をどのように高めていく考えか。
【質問のポイント】
私は、倍率の低さが教員の質の低下に直接つながるとは思わない。しかし、年年志願者が減り、倍率が下がると、いい人材が集まらないことが心配される。先生の仕事の魅力をどう高めるかが、これからの大きな課題だ。
2.いじめ防止対策推進法が6月に成立した事を受けて、県の対応方針を数点質した。
【質問のポイント】
いじめ発生の現状は、依然として多い(平成24年4月から7月の間に、小学校で162件、中学校で158件、高校で23件のいじめがあった)。いじめ発生時の学校、教育委員会、地方公共団体等の対応を明確にしたこの法律制定の意義は大きいと思う。ただ、この法律により、いじめ発生が防止されるわけではない。それは、社会のあり方、家庭教育のあり方にも関わる大きなテーマだ。
質問・答弁の詳細は、富山県議会のHPをご覧ください。