久しぶりの自民党代表質問
9月13日、自民党の代表質問に立った。次のような論点について知事等の見解を質した
1.北陸新幹線の福井県敦賀から西のルート決定に向けての取組み方針
【趣旨】 このルートが決まらない限り、北陸新幹線の大阪までの開業の目途が立たず、札幌開業の平成47年度以降になってしまう。これでは、北陸新幹線はいつになっても、東海道新幹線の代替補完機能を果たせないことになる。
2.並行在来線の利便性向上についての取組み方針
【趣旨】朝夕の快速列車を含めた運行本数の確保や黒部駅止まりを泊駅まで延伸する事は、沿線住民の切なる願い。このような思いに沿ってこそ、マイレール意識が生まれる。 貨物調整金の減額を避けるために、住民の利便性を犠牲にしてはいけない。
3.アベノミクスの成長戦略を本県経済を伸ばす追い風にする方針並びに円安等の影響を受ける県内中小企業対策についての方針
【趣旨】安倍政権の経済対策を受けて、県としてもしっかりと取り組んで頂きたい。
4.大型公共施設建設の財源確保と計画的整備についての方針
【趣旨】テクノホールの拡張、県立近代美術館の移転新築、県警中央署・北署・南署の再編整備は、北陸新幹線開業を見据え、都市間競争に勝ち、また治安強化等のために必要なことは理解するが、厳しい県財政の中、どのように財源を確保し計画的に整備を進めるのか。
5.教師の多忙化の実態認識と教師の指導力向上についての取組み方針
【趣旨】教師の多忙化が教育の質に影響している実態をきちんと認識し、その軽減を図ることが大事、また、教師の指導力向上のためには、県教育総合センターの機能充実や2、3年次研修等若手教員の研修制度の導入、また理科、音楽等の専科教員の配置拡充が必要。
その他、20問余り質問した。質問及び答弁の詳細は、富山県議会のHPをご覧下さい。