教育警務常任委員会の開催 -体罰問題等-
6月5日、教育警務常任委員会が開催された。
私は、2点、取り上げた。
1.体罰について
【私の主張のポイント】
約1万人の教員の内、49人(0.5%)が体罰をしたとの調査結果(H24年度)が公表。その中には、複数回、体罰をした教員もいる。これは「再犯」ではないか。私の意見は、体罰は、指導力欠如の最たるもの、当該教員を徹底的に指導し、どうしてもダメなら教育界から退いてもらうしかない、という意見。処分より指導、検討委員会での検討より指導こそ大事だ。
2.教育委員会制度の改革について
【私の主張のポイント】
教育委員会のあり方として、素人でなく専門性の重視など見直すべき点はある。しかし、政府の教育再生実行会議が言うように、首長が教育長を任命し、教育長を首長の指揮監督下に置くという、改革提言には反対だ。万一の首長の出現に備えて、首長と教育との間には、制度的に一線を画すべきだ。その上で、首長が教育委員会と連携し、その識見に基づき、人づくり政策を実行することは大いに結構なことと考える。
当日、午後、4月に開校した「富山高等支援学校」を視察した。軽度の知的障害者の職業的自立を目指し、北陸初の学校として、高岡高等支援学校と共に開校。丁度、床クリーニングの実習と、木材加工の実習をしていた。15人通学し、魚津から2人いた。黒部以東の生徒にもこのような学びの機会があれば、生徒や親にとり幸せなのに、と思う視察であった。