防災について学ぶ ~ 正しく学び、正しく恐れる ~
3月16日、富山大学大学院教授、竹内 章氏の「朝日町周辺における地震と津波について」の講演を聴講した。大変勉強になった。幾つかポイントを記す。
1)魚津断層帯に続く宮崎・糸魚川断層帯について国による早期の調査が必要である。これらが連動すればM8クラスの地震が想定され、朝日町、入善町、次いで氷見市への津波高予測は4m~5.5mとなる。
2)南海トラフの海溝型地震に連動して、糸魚川・静岡構造線活断層帯の地震、それに連動する宮崎・糸魚川断層帯地震、この連動型地震は要注意。
3)富山トラフでの地震の最大の課題は、津浪到達時間が短い事。
4)地域地域の実情に合った、防災勉強会と図上訓練が是非必要、県は講師派遣等の支援を積極的にすべき。