平成25年3月県議会の開会-予算審議はじまる-
3月4日、平成25年度予算を審議する3月県議会定例会が開会した。
予算規模は5,450億円余(対前年比△0.9%)であるが、24年度2月補正を合わせた14カ月予算は5,871億円(14か月予算で比較すると対前年比5.4%増)となり、国の大型補正予算を最大限活用し、「北陸新幹線開業対策」と「元気とやまの創造」を2つの柱とする積極予算と言える。
知事の提案理由説明の中から、3点取り上げる。
1)本年は、明治16年に富山県が誕生してから置県130年にあたる節目の年であり,5月9日を「県民ふるさとの日」と定める条例を提案する。
2)本県の豊かで清らかな水資源を維持保全し、将来の世代へと継承していくことを目的とする「水源地域保全条例」を提案する。
3)昨年議員提案で成立した「富山県がん対策推進条例」に基づき、多くの事業が予算化された。①がん分野の認定看護師養成のための教育課程設置に対する支援、②地域統括相談支援センターの設置、③がん経験者による「ピア・サポーター」の養成、④がん検診受診率向上に向けた市町村の取組み支援、等。
3月26日までの議会中に議論になったテーマについて、順次、報告いたします。