バタバタ茶で語ろう会 - 食と健康 を思う -
長寿社会を健康に生きピンピンコロリと一生を結ぶことは、誰もの願いであり社会の理想だと思う。そのためには、日頃の生活習慣が大事で、中でも食生活のウエイトは大変大きい。
朝日町に蛭谷地区という過疎化と高齢化が進んでいる地区がある。そこでは、毎日、どこかの家で近所の人々が集まり、独自の味付けの山菜煮や漬物を持ち寄り、バタバタ茶を飲みながら会話を楽しんでいる。平均年齢80歳ぐらいの女性の皆さんが方だ。先日、町中から80人近くの女性の皆さんがこの蛭谷の自治振興会館に集い、「バタバタ茶で語ろう会」が開催された。茶会の前に1時間程の県政・町政報告をしその後意見交換会。公共バス、病院、観光、食育、女性の役割等いろいろな意見、質問が出た。それから、いよいよ茶会。30種類以上の食材からなる手づくり料理を味わい、バタバタ茶で炊いた茶飯しを食べながら2時間近く話が弾んだ。
つくづく女性パワーを感じると同時に、健康の基は、食事、会話、笑いだと改めて思う。長寿社会の中で持続可能な社会保障を構築する事は、政治の目指すテーマであるが、健康は個人の問題でもある。