新たな観光スポットの視察 -まち興しを学ぶ-
1月9日、10年の歳月と総事業費485億円をかけて建設し昨年9月に開通した新港大橋をマイカーで通ってみた。『よくぞ、このスケールの橋を建設したもんだ』という第1印象だ。海面上47mからの眺望は、車内からとは言え抜群だ。(残念ながら、桁下の自転車歩行者道は、強風による上下の揺れが想定値の3.5倍であったため、対策工事中で今年の5月頃まで通行不可の状態。)新しい観光スポットであり集客力は大いに見込めると思う。ただ一時的な人気に終わらせないためには、周辺の観光施設の整備充実とそれらとの連携が必要であろう。一方、人や物の海上輸送と地上輸送とを結ぶ機能については、良く分からず今後の関心事である。その後、氷見漁港に隣接して昨年オープンした「ひみ番屋街」を視察した。民間と行政がタイアップし、地域の活力を維持、向上することを目的に、市民の生活の場と広域観光スポットが直結した施設となっている。『地元の資源を活かす民の力と行政の後押し』、これがまち興しのキーワードであることを実感した。