新幹線・総合交通対策特別委員会で質問
10月29日、新幹線・総合交通対策特別委員会が開催され、私は、並行在来線と富山空港国際線について質問した。
【並行在来線についての質問】
①JR西との交渉経過はどうか。
― 鉄道資産の譲渡価格、JR出向社員の人件費支援、施設修繕、特急の存続等の交渉は、県、市町村の負担金や運賃や利用者の利便性に関わる重要事項であり交渉状況を質した。
–《回答》特急の運行は行わないとのJRの方針に変化はない。ホーム嵩上げ、バリアフリー化等の工事は開業前のできるだけ早期に実施するよう折衝中。出向社員の人件費支援については先行事例は概ね25%程度JRが負担しており、その線を下らないよう折衝中。譲渡価格は極力低廉となるよう年内決着を目指し折衝中。
②経営安定基金の規模、市町村との調整状況はどうか。
–《回答》最大で80億円の見通し。全市町村から拠出してもらうよう調整中。
【富山空港国際線について質問】
①10月28日で運休となった富山-北京・大連便の再開に向けた県の方針はどうか。
―県内経済界から早期再開を求める声が上っており、植出副知事の要請に対する中国南方航空の返答、今後の方針について質した。
–《回答》今後とも強く早期再開を求めていく。
②中国、韓国との領土問題が国際線にどのような影響を与えているか。
―《回答》9月の北京・大連便の搭乗率は46%(8月比-8.2%)、上海便は36%(8月比-29.5%、ソウル便62.7%(8月比-12%)。領土問題が影響したと言える。
(質問と答弁の詳細は、後日、県議会ホームページに掲載されます。)