幼児教育の何が大切かを学ぶ
10月4日、第45回富山県私立幼稚園振興大会が開催され、全日本私立幼稚園連合会長の香川 敬氏の講演「幼児教育の原点を求めて」を拝聴した。次代を担う子どものための幼児教育で何が大切か、香川氏の講演から学んだ点――
①子どもの睡眠時間が先進国で最も短い。10時間は必要。
②子どもの語いが少なくなっている。
③親が絵本を毎日読んであげることにより、子どもの知的好奇心、我慢、観察力、集中力等が総合的に養える。
④生活の中に、良いこと、楽しいことの繰り返しが大事でそれが明日につながる。
⑤大好きな友達ととことん遊ぶ、この原体験があって他人と仲良くできる。
⑤親と子ども、先生と子ども、子どもと子どもの信頼関係・人間関係を丁寧に丁寧に作り上げることが大事。
講演の最後に、ある女性の先生が瀧村有子作の絵本『ちょっとだけ』を朗読された。聴いていて自然に涙が出た。やはり絵本の力は大きいと実感した。私は、今日の学びを少しでも社会にそして自分の子供や孫に伝えていくことができたらと思う。