県議会農林水産委員会で質問
6月26日、所属する農林水産委員会で質問した。
【質問内容1-食育推進について】
①平成24年度からスタートする「第2期県食育推進計画」で最も力点を置くのはどの点か。
②県内市町村食育推進計画の策定の進捗状況はどうか。
《この質問の狙い》
①→第1期5カ年計画(H18~H22)では、食育への関心が高まり、また子供の朝食欠食率が下がるなどの成果があったが、大人の朝食欠食割合が多いことやカロリーやバランスを考える食事が増えていない等の課題が残った。この点をどう改善するかが次期計画のポイントとなると思う。
②→市町村において食育を推進するには、農林水産部門、教育部門、保健部門の横の連携をとり、体系的に目標を立てて取り組むことが重要で、そのためには、計画の策定が望まれる。現状は6つの市町村が未策定であり、県は、未策定の市町村から、何故できないのか、何が障害なのか等について丁寧にヒヤリングをし、強力に計画策定を指導、助言すべきと思う。
【質問内容2-都市・農山漁村交流について】
「都市との交流による農山漁村地域の活性化に関する条例」が施行され10年目に入った。これまでの事業の成果をどう見ているか、また今後どのような点に力点をおいて取り組む方針か。
《この質問の狙い》
条例施行からこの間、多くの予算が投入され多様な事業が展開されたが、条例の目的である、「農山魚村地域の活性化」が成ったとは言えない現状。一部の熱心な方々の取組みに終始している印象を持つ。もっと多くの県民が「農山漁村=田舎」の価値を知り田舎に目と足を向けてもらえるよう、10年を機に広く県民が参画する事業としていくべきである。
(質問と答弁の詳細は、富山県議会HPに掲載されますのでご参照下さい)