自民党、積極的に勉強会を開催
自民党議員会政調会は、6月20日、午前7時30分から、(社)富山県専修学校各種学校連合会副理事長の浦山哲郎氏を招き、「専修学校の職業教育について」のテーマで勉強会を開催した。
【講演のポイント】
①産業構造の変化や雇用の多様化・流動化、国際競争の激化、少子高齢化の進行など、社会全体が大きく変化する中、学校には、社会人・職業人として自立した人材育成が強く求められる。一方で、フリーター・若年無業者や、新卒者の早期離職など、学校から社会・職業への移行が円滑に行われていない状況がある。
②国において、高等教育における「職業実践的な教育に特化した枠組み」の検討がなされている。そのポイントは、ⅰ)新たな学校種の創設、ⅱ)既存高等教育機関における活用、そしてその柱は、ⅰ)企業等と密接な連携を図り、最新の実務の知識・経験を教育内容・教育方法に反映した教育を実施する事、ⅱ)教員資格は実務卓越性を重視する事、ⅲ)学校としての質保証の仕組みを具備する事。
③専修学校におけるより質の高い職業教育の実現を図るため、学校教育法1条化に向けた法改正が必要である。
続いて、同氏より、教育基本法10条の家庭教育の基本としての「親学」推進について話があった。
自民党議員会政調会は、6月18日にも、独立行政法人国立病院機構富山病院名誉院長の京谷征三氏を招き、「児童思春期の疾患について」のテーマで朝勉強会を開催した。
自民党は、このように、各分野の勉強会、現地視察、意見交換会等を積極的に行い、有効な政策提言を通して、県民の幸せと活力ある県づくりに取り組んでいる。