富山県医師会と意見交換会開催
6月7日、私が会長を務める「自民党医療問題調査会」は、県医師会とはじめてとなる意見交換会を行った。県医師会は、岩城会長はじめ15人が出席、当方は14人出席した。医師の先生方から医療現場の生の声を聴く事ができる貴重な機会だ。
【主な話題】
1.県の少子化対策はこれで良いのか、という重要な問題提起があった。提起されたのは、富大医学部小児科の先生でその意見の中心は、もっと楽しい都市にすることが大事、若者が富山県に来れば若くして結婚する機会も増える。この提起から、若者の雇用問題や男女のワーク・ライフバランスの問題等に話題が広まった。
2.大災害と医療についても、様々な問題提起があった。
①東日本大震災に際し、JMAT(日本医師会災害医療チーム)として、日医の要請に基づき派遣した。今後に備え、費用負担、補償等について、県医師会と県との協定締結が必要。
②病院の停電対策、災害時の情報通信対策について。
③災害医療コーディネーターを養成すべき。
3.子ども達の生活習慣病対策に地域間格差があり、この是正が大事。
4.精神病対策として、精神障害者の就労支援の現状や認知症の専門医不足について。
これからも県医師会との懇談会を継続して行うようにしたい。