MOA議員連盟・明社会合同会議
5月24日、MOA議員連盟・明社会合同会議を開催した。
当議員連盟と明社会の目指すところは、県民、国民が心身共に健康な日々を送り、健康な地域社会を形成する事。それに向かい、各自の立場で活動したり、協同で活動したりしている。本日の会議のテーマは、①県当局より「環境にやさしい農業」の推進について説明を受け質疑、②議員連盟の視察報告、③明社会よりMOA三大事業(健康医療、美術文化、自然農法)報告と意見交換。
【会議を終えての感想と今後の課題】
①特別栽培・有機農産物生産面積は僅か999ha(H22、県耕地面積の1.7%)。有機農業の推進には、市町村における推進体制の整備が必要。現在、富山市、滑川市、南礪市の3市のみ体制が整備済み。これを増やすには、県の働きかけや支援が大事。
②また、生産対策(技術、普及等)に加え、出口戦略として、流通対策、消費対策が重要。特に、如何にして消費者の関心、購買意欲を有機農産物に向けるか、これも県の「エコ農業推進方針」に、明記すべき事柄と思う。
③食育に対する市町村の取組みに温度差が依然としてあることは課題。早く全市町村に、食育推進計画が整備されるようにしなければならない。首長の責任は大きいと思う。
これらのことについて、私が所属する農林水産委員会等で、引き続き取り上げていきたいと思う。