がん対策に関する中間報告まとまる
昨年9月にスタートした自民党がん対策推進条例検討PTは、現地視察や関係者からのヒヤリング、11回に及ぶ内部会議を経て、重点的に取り組むべき課題を洗い出し、2月28日、「がん対策に関する中間報告」をまとめた。
【中間報告の4本柱と主な重点課題】
柱1-がんの罹患を減らす
〈重点課題〉未成年の喫煙防止対策と受動喫煙防止対策の強化
柱2-患者が医療に満足する
〈重点課題〉市町村と職域の連携・協力によるがん検診受診率の向上
〈重点課題〉集学的治療、多職種チーム医療を担う人材の育成・配置
〈重点課題〉院内がん登録の実施と分析結果の活用
〈重点課題〉小児がん対策の充実
〈重点課題〉がん患者への在宅・介護サービス提供体制の構築
〈重点課題〉患者・家族の相談支援体制の充実
〈重点課題〉がんと診断された時からの緩和ケアの提供
柱3-がんになっても安心して働き暮らせる
〈重点課題〉がん患者、がん経験者の就労支援
柱4-施策を推進する
〈重点課題〉学校における「がん」教育の推進
〈重点課題〉がん対策室の設置等県の組織強化
PTの今後の活動として、3月31日にがん医療に関する講演会を富山国際会議場で開催し、4月には県内4箇所でタウンミーティングを行います。
今後もPTの活動内容をお知らします。