新川地域の2つの大きな課題-医療問題と有害鳥獣問題-
新川地域推進協議会は、8月30日、石井知事はじめ関係部局に要望活動を行った。2011/7/20付の「活動報告」に掲載した項目が要望の主な内容である。
その中で、医療問題と有害鳥獣問題は、地域住民の安心、安全、農業生産意欲に関わる大きな課題である。
【医療問題】
①新川医療圏における初期急患センター設置問題
初期急患センターは、富山、高岡、砺波の各医療圏にあるが、新川医療圏にはない。設置には、地元医師会の理解の下、地元開業医の協力が不可欠な事等、クリアすべき条件が幾つかある。
②医師、看護師の確保
あさひ総合病院が特に深刻な中で、県、町等各機関で懸命な取り組みがなされている最中。
【有害鳥獣問題】
①イノシシ被害の急増にどう対処するか深刻な問題
有害鳥獣による平成22年度の農産物被害額は1.2億円、その3分の1の4千万円がイノシシ被害、5年でなんと15倍の急増。
②隣県との連携した取り組みの必要性
イノシシ、サル等は県境に関係なく移動する。隣県が連携して取り組まない事には効果がない。